最近ヴィンテージやってるんですね。
というのもBazaar of Baghdad(以下Bazaar)が使えるから。
私とBazaarの出会いから、ヴィンテージ戦歴の紹介をしていきます。

2017年の11月末、福島のEDHコミュニティに遠征する、という事で
ギトラグに気合と箔をつけるためにBazaarを59900円で購入。
遠征しょっぱなからBazaarでなければ勝てない局面で勝てたなど、
Bazaarが活躍するゲームが多かったため、遠征中にBazaarにのめり込む。
(デッキにはよろめく殻等、通常の精神状態では採用されないゴミが増えた。)

元々EDHのエムラクールも作っていて、手札に来た部族カードやら
クソ重いカードを処分して手札整理に使いたいなと思っていたので、
福島遠征後に特価品を62800円で追加購入。
手札整理もさることならが、ハンドが無くなっても墓地を肥やして
墓地カウントを加速出来るのは本当に偉い!

2枚目買っちゃうと歯止めがきかなくなっちゃうもので、
バルソーにも本物で採用したいって事でやっぱり購入。
関西出張の帰りに店を周って、70000円でかなり綺麗なものが買えた。

持っているEDHでBazaarが入りそうなのは3つだけで、4枚目を買う必要は
なかったのだけど、60枚デッキなのにBazaarを4枚使えるヴィンテージに
興味を持ち始めて記事を読み漁っていたらいつの間にか4枚目を購入していた。
この頃(2018年年初)になると何故かBazaarが高騰し始めていて、
上記の2枚目3枚目よりも圧倒的に痛んでいるものが81990円。
ショップよ、、、価格を釣りあげすぎだろ、、、

そんなこんなでやっとヴィンテージの貧乏デッキこと、ドレッジの
入り口段階に立てた状態ではあったんですが、他のデッキパーツが無い。
秋葉原散策やEDH勢に協力してもらう事でなんとかデッキが完成。

自分が組んだ最初期のドレッジは白タイタン型。
この型は動きが面白くて、恐血鬼等をコストにゾンビ出しながら
戦慄の復活で白タイタンをリアニすると墓地のBazaarもリアニ出来るうえ、
Bazaarリアニに付随して恐血鬼も戻ってくるという無限機関を内蔵。

実際にメインボードが完成するとサイド戦も含めて遊びたくなるのが
人の性と云うもの(特にドレッジは顕著なので、、、)。
友人に調整をお願いしても大多数は相手にしてくれなかったけど、
友人2人がパワー9はプロキシでヴィンテデッキで調整に付き合ってくれ、
他1人はレガシーにデッキで調整に付き合ってくれました。
(レガシープレイヤーはMMで惨殺した)

実際にサイド戦まで遊んでみると、墓地対策を乗り越えていくのが本当に辛い。
他のフォーマットが楽という事ではないが、ヴィンテは1ターンで逆転不可能な
凌辱が始まってしまうため、墓地対策対策していると本当に詰む。
開始時黒力線+2ターン目荒廃鋼の巨像出現→3キルって流れ、無理でしょ。

一番調整に付き合ってくれたmkiさんのデッキに殺され続け、半ば病む。
メインボード戦であってもマナ加速用に入っている死儀礼を先手番で
置かれると負ける可能性があるなど、汎用、専用に関わらず墓地対策を
どうにかする方法を模索して、ピッチドレッジに行きつく。

ピッチドレッジはキルターンを犠牲にする代わりにwill、MMを採用して、
最序盤の一番やばいカードだけはじくという構成。
秘蔵の縫合体など、最近のカードも採用されております。
白タイタン型の2キルが安定するといっても構築上1キルは出来ず、
手番によっては対戦相手の2ターン目までを指をくわえて見ている事しか
出来ないのはあまりにも危険だったため、こちらの型にも一定の理がある。
willは20年前に一緒に遊んでいた先輩が死蔵していたのを譲って
もらった思い出深い4枚。こういう思い出があるカード使えるのも醍醐味。

また、MMを採用した事により墓地対策対策の大正義である
自然の要求を通しやすくなったのも利点の一つです。
調整でも一方的に虐殺されなくなってきたのでこれは良調整の予感。
という事で3月度の晴れる屋のヴィンテ神トライアルで初陣!

割と長く2人構築から遠ざかっていたため、実に15年ぶりの実戦となりました。

1回戦:BYE
2回戦:MUD(現ヴィンテ神)○××
3回戦:オース(前ヴィンテ神)○○
4回戦:ジェイスコントロール(前レガシー神)○××(2タテ負けだったかも)
5回戦:墓荒らし×○○

1回戦、いきなりBYEとか酷すぎるでしょ。ゲームさせて下さい。

気を取り直して2回戦目の復帰第1戦。
いきなり現神とぶち当たる。不慣れなプレイに付き合って頂き感謝。
3本目、マリッドレイジを臭い草のインプで誤魔化しながらゾンビで
殴って頑張ってましたが、インプの発掘忘れてブロッカー居なくなって負け。
勝てる勝てない以前に発掘忘れとかプレイヤーとして失格でしょ。
あと、墓地に橋がある時にはチャンプブロックの意味があるから
その辺もしっかりと認識してプレイに反映していくべき。
当たり前だが負けるべくして負けた。

3回戦、前ヴィンテ神
メインは茶番モードで勝ち、サイド戦はトーモッド3枚乗り越えて勝ち。
完全に運。

4回戦、前レガシー神
神と当たりすぎて、これだけで参加費払った価値はあったでしょ。
ドロースペルにMM撃たされて、死儀礼が通るなど墓地対策以前に
プレイングスキルに差がありすぎて惨殺された。

5回戦
オポ差の関係で勝てばSEに進めるらしい。がんばるぞい!
墓荒らしは死儀礼のせいでメイン殺される可能性があり、本当に辛い。
やはりメイン戦を落としてしまう。
2戦目は相手がマリガンで死亡。
3戦目、墓地対策とMOXを静寂で流し、いけるぜ!とか思ってたら漁る軟泥!
序盤の発掘等で飛行クロックはいるのだが、ライフ回復がやばすぎると
思っていたら、両墓地の生物が空になったので殴り続けて勝ち!
(感想戦で殴り方上手ければ2ターン早く終わってた事が分かった。未熟)

15年振りの実戦でしたがいきなりSEに進めた!

SE1回戦→ストームに2キル2セットされて終了!
スイスラウンドは安定を求められるけど、SEになると自身の最速キルに
していかないと駄目なので、本当にキツい。

少し日を置いて、GP京都のサイドイベントのヴィンテ大会にも参加。
色々悩んで白タイタンを抜いて(自分的には丸くして)みた形。
どうでしょうか!

1回戦 逆説ストーム ○××
2回戦 テゼレッター ○○
3回戦 MUD ××(現ヴィンテ神)
4回戦 メンター ×○×

1回戦
逆説ストームは無理だとあれほど・・・速度負け

2回戦
お互い初心者同士で和気あいあいとゲームしながら勝ち。
感想戦で、手札を見てない状態で陰謀団式両方で指定していたテゼレッターが
デッキ的には当たっていたという話を聞いて少しずつ上達を感じた。

3回戦
2ゲーム目、サイドに採用している静寂を2枚+自然の要求を使ってるのに
バリスタビームで削られまくって5ライフ位から実施的なゲームが始まる。
こんなん無理っしょ。
サイドで相手のファクト割るより、速度勝負した方が良いのかもね。
分が悪いのは承知の上で、1ゲーム目取れなかったのも終わってる。

4回戦
1ゲーム目、相手のライフを1点にするも宿敵+十手の力に僅差で負け。
あと、知っていたけどサイドで入ってくる(場合によってはメインからも)
しまっちゃうおばさんがマジで強い。こいつに瞬速つけた奴を殴りたい。
結果論だけど、療法でブレストがある手札見て、一か八かの
戦慄の復活がブレストの3枚で見つけたwillではじかれたのが原因で負け。
これもTCGですねぇ。
うろ覚えだけど、ゾンビ1体減らしてでも療法から入るべきだったね。

大会の結果は4回戦1-3の路傍の石。ゴミです。
大会終わった後、遊び足りなかったので2回戦目の対戦相手の友人を
紹介してもらいフリプをした。相手のタイプは苦手としているオース+ストーム
これを○×○として制して、1ゲーム目をとる事の重要性を再認識。
いくら墓地対策があるとは言え、そこはTCG、
相手も2,3ゲーム目を連取する事は難しい。
サイド戦は墓地対策を引きたくなって、マリガンを繰り返して自爆する事も
あるのだから、あまり悲観せずに自分のスタイルを押し付けていく事の
重要性も学べたフリプでした。

家に帰って再検討すると、サイドでしまっちゃうおばさんへの対策が
薄すぎる事、不毛や露天鉱床でBazaarを割られた時にきつい事を認識出来た。
これを一挙に解決する手段として、炎の嵐の数を増やす事を思いつく。
おばさんは瞬速がついているので思慮深いプレイヤーなら2枚目は
抱える事もあると思うのだけど、白関係のヘイトベアはクロックを
増加させるためにおばさんを並べる事もあり得る。
これを薙ぎ払いつつ、コストとして発掘勢を墓地に送り込める、
これは環境のソリューションなはずなんですね!
あと、ストーム系にボコられすぎたので気休めにサイドに狼狽の嵐をイン!

ストーム使っているプレイヤーさんから感想戦でもらった
「2キルしないと話にならない」という至言も思い返すと、
やはり2キルが安定する白タイタン型に戻すしかないと白タイタンを戻す。
デッキの枠が無さすぎなので、自暴自棄で血清の粉末を4枚から3枚に
減らして2キルルートを安定させる。
血清の粉末で戦慄の復活を除外するととたんに安定しなくなるのだから、
粉末3枚で引けなかった場合はそのゲームではもう死んで良いんだ!

再調整して本日(もう昨日)、晴れる屋の4月度神トライアルに参加。
25人の開催で25人中ドレッジが4人居る豪華な大会らしいぞ!

んで結果。
1回戦 黒赤ドレッジ ×○○
2回戦 ストーム ××
3回戦 白緑ヘイトベア ○×○
4回戦 オース ○×○
5回戦 ID

1回戦
いきなり同じタイプのスタンド。
1ゲーム目は3キル決められていわされる。
ゾンビ達に速攻を付与するために憤怒を入れてる点、知らない型だ!
参考になる事が多いです。
黒赤ならコラガンしか候補を知らなっただけに憤怒は目から鱗。
新生児?とか最近のカードも捨ててからドローとかみ合いまくりで、
この型も研究、検討の必要性がありますね。
2,3ゲームは相手のめくり具合が悪くて勝ち!
自分では意識してなかったけど、両方でクリーチャーをサクったら相手の
橋が除外されたので、そこはしっかりと認識おくべきでした。ぬるポイント。

2回戦
1ゲーム目、黒蓮+ネクポ。これ知ってる、、、反則の奴だ。
ヴィンテのデッキは前日に組んだらしいけどレガシーで
やりこんでる人らしく素直にボコられた。
ストームの時は初手+バザーで引く2枚の計9枚で戦うのを強いられる
ドレッジ側の辛さが浮き彫りになりますね。
精神壊しの罠も引けないし、順当に死亡。
2ゲーム目なんて黒力線+ヘルムですよ!

2回戦を負けてしまった事でこれ以上負けられない状態に。
レッドブル飲んで糖分を補給。

3回戦
1ゲーム目は茶番モードで勝ち。
2ゲーム目は墓地対策を静寂でぶっとばしてやるもクロック止まらず了。
3ゲーム目はBazaarが無い初手でもゲームになりそうな手札だったのでキープ。
相手の土地+クリプトスタートでクリプトにwill切るか悩んで通したら、
エンドにしまっちゃうおばさん降臨。
相手のメインに荘厳な大天使が出てアタックされそうになるも、
発掘を1枚も捨てない炎の嵐で2体+プレイヤーに3点w
これは相手も頭を抱えていた。
発掘勢が落ちてない状態なのをどうしようかとドローするとBazaarをドロー。
これは脳汁が出ましたね。
初手に通したクリプトが4回連続ダメージを与え続け、相手のライフを残り5。
墓地は十分じゃないけど速攻を持った恐血鬼が襲い掛かって終了。完全に運。

4回戦
1ゲーム目は茶番。
2ゲーム目はオースでめくられて外れ出てくれ!とか祈ってたら、
エムラ+ドラゴンの息で即死。エムラはドラゴンだったんだね!
3ゲーム目のサイド時、即死を狙えるよう炎の血族の盲信者を残す。
これが後々効いてくる事に。
3ゲーム目はマリガンした相手からオースが出て来て、クリーチャーを
出したターンに倒さなきゃいけないミッションが課される。
墓地に落としながら確認したところ、ナルコメーバが場に出るのはmay、
橋のゾンビはmustと分かったのでナルコ2回をスルーして墓地を肥やし続ける。
相手が動けずターンを返してきたので、デッキをほぼ全部ひっくり返して
白タイタン+炎の血族の盲信者で相手のライフにシュート!超エキサイティング!

5回戦
4回戦までの点数を見たら上位8人目がIDすれば良い点数だと分かったので
上位卓4セットは即IDして買い物。EDHのテイサデッキ用のパーツを購入。
EDHの事も忘れていませんよ。

SE1回戦 修繕 ○×○
1ゲーム目は茶番で勝ち。
2ゲーム目は1ターン目に荒廃鋼の巨像。完全に終わってる。
マリガンした後の戦術1でBazaarをトップに置いていたので
投了しようとすると「まだまだ終わりませんよ!」と言いながら
トーモッドの墓所×2をプレイ。墓地対策の内容が分かって情報戦で有利になる。
トーモッド2枚なら他の対策は薄そうやで!
EDH始めた当初は荒廃鋼が一番好きだったので、
こいつで殺すのも殺されるの好きですよ。かわいいよね。
3ゲーム目Bazaar、MM×2、will、ナルコ(青カウント)+発掘勢の神ハンド。
2ゲーム目で得た情報で黒力線は(概ね)無いだろうから、
勝ち確と思いながらキープしてやはり勝てた。

SE2回戦 ドレッジ ×○○
ネットにも載っているお強いドレッジ使いの方。
SEに進んだ時点で色々情報交換させてもらい、お互いのサイドまで大体分かる。
1ゲーム目は茶番で2キル食らって負け。
2ゲーム目はBazaar2枚からの2キルで勝ち。
3ゲーム目、どうなるかと思ってオープンするとBazaarでスムーズにスタート。
彼のサイドの墓地対策は搦め手のDD型になっているため、
トーモッドでは止まらない事だけ危惧しながら掘り進めていくと、
どうやら発掘を引けていないようで、こちらだけ粛々と掘り進む。
ここで白タイタン+トーモッドは相手の主戦略を全否定する神コンボ
という事に気付き、延々と掘り進んでマリッドレイジをブロックする
ナルコだけ残して勝。大変な戦いだった。
金が無くて黒力線をサイドに積んでなかったけど、白タイタン型なら
トーモッドを墓地対策とする事を肯定されるはずだよ!(多分嘘)
対戦相手の方は白タイタン型を検討した事がなかったそうなので、
感想戦でお褒めの言葉を頂いたのが今日一番嬉しかった。

残すところSEの決勝のみ。ここまで来れば勝たなきゃ嘘。

SE3回戦 逆説ストーム ○××
1ゲーム目を茶番にしたところまでは良かった。
2ゲーム目も土地詰まりに相手に療法撃つも、色々妄想が重なり修繕を指定。
will、transmute artifact、パラドックスエンジン、記憶の壺を覗くも、
FB療法をwillされてそこからほぼ無限ターンに入られて終わり。
3ゲーム目は後手1キル決められて終わり。勝たなきゃ嘘とは・・・

感想戦でギャラリーから、
「相手の占術でトップに積まれていたから、相手も動く手札。
2キル出来ないハンドだだったようだから療法から入って逆説を指定すべき。」
とアドバイスを頂いた。確かにヴィンテを舐めていました、、、
もっと観察眼を磨いて細かな所でテンポとっていくべきでしたね。
手なりで進めては駄目。
3回目の大会で準優勝は出来過ぎだったけど、本日は上振れした日だと思って
今後も精進していきたいものです。

あと、ゲーム中で気付いた点をメモ
・サイド時、元からサイドの型を決めておいて(その場で即でも良いので
 決めて)サイド15枚をデッキにぶっこんで15枚抜く。
 抜き方が遅かったりグダると何枚位サイドボーディングしたか
 悟られてしまうので出来ればスムーズに抜き取る。
・サイドを行う際には相手が何枚入れているかも観察。
 半分位のプレイヤーはサイドから入れるカードを
 横に置くので、何枚サイドから入ったか分かる。これ重要。
・どんな風に相手のライフを削るか明確にイメージしてサイドアウトを決める。
・ドレッジ、オースなどライブラリーの大部分が晒されるデッキが多いので、
 殺される時にはちゃんと晒されたカードを把握させてもらって次戦に活かす。
・相手の手札情報は非常に重要。
 その観点ではギタ調は1枚と言えど採用を検討する(ドローにもなるし)。
・相手が自爆出来るクリーチャーをコントロールしている場合は橋ケア。
・ナルコはmay、橋はmust。
・墓地対策として一定以上はトーモッドも見るため(多分テンポのため)、
 逆説ストームの対策も兼ねた虚空の杯のサイド検討。

神挑戦者決定戦の1BYEを貰えたので当日までにしっかり仕上げたいですね。

以上。

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